少し前まで、人の暮らしは森とともにありました。
人は森を育て、森は多様な恵みをもたらしました。
しかし、時の流れとともに、
人は森から離れて暮らすようになりました。
木漏れ日や小鳥のさえずりに人が癒されるのは、
森を懐かしむ気持ちからなのかもしれません。
森の恵みを、もっと楽しく、
もっと暮らしの近くへお届けします。
森と人の物語を添えて、愛媛の地より。
愛媛の森と Little Branch
愛媛県は林業の盛んな土地です。
古くは江戸初期より、クヌギやスギ・ヒノキ等の植栽を藩が奨励したことに始まります。
後にクヌギは良質な木炭となり、主に関西で重用されました。
森は多様な恵みをもたらし、そこにはいつも豊かな暮らしがありました。
しかし、昭和40年頃を境に、人の暮らしは森から離れていきます。
木材価格の低迷により、人は職を追われ都市への移住も進みました。
それでも、植物や木製品に触れて気持ちが安らぐのは、かつて森が暮らしと共にあったためかも知れません。
いま、愛媛には県土の7割を占める森林が広がっています。
その内の6割は植林によるもの。
かつて積極的に植林された木々を、今も大切に守り育てています。
時代を越えて育まれた愛媛の森。
そこに実る多様な恵みを届けるため、Little Branchは誕生しました。
小さな木の枝一つでも、どこか懐かしい森を近くに感じることができます。
それは、この森を訪れるきっかけになるかもしれない。
そして、この大切な森を次の世代へ引き継ぐことにもつながるでしょう。